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◆北九州旅行記 (関門海峡編)
更新日:2013.02.20 


門司港レトロ街を離れたのが17日13時過ぎ。
この日の天候は、週間予報によると曇りのち晴れ。
・・・のはずであったが、現地のお兄さん曰く、朝の天気予報では午後から雨の予報だったそう。

また帰りの交通機関までのバスが19時発。
残された時間は6時間。
しかし門司駅に戻ってお福(またまた詳細後述)に寄る時間を考慮すると18時には門司駅に着いておきたい。

関門海峡を渡り、山口県側に入ってしまうと戻りのルートは電車か船か徒歩。
さてさてどうなってしまうのか。

覚悟を決め、一路北を目指す。
和布刈神社の大鳥居が見えてきた。


念のためここらでGoogleMapの確認だ。

大きな地図で見る
門司港から関門トンネルを渡る所までのルートはこんな感じだ。
徒歩でも1時間かからない程度らしい。

で、先ほどのカーブを曲がると、すぐにノーフォーク広場に着く。

アメリカはバージニア州のノーフォーク市と姉妹都市関係にあるようで、それにちなんだらしい。
ノーフォーク広場の向こうには既に関門橋が見えている。


和布刈神社を過ぎ、更に道なりに進む。
関門橋を真下から見上げてみるも微妙な天気でイマイチ冴えない。

やっぱり風景や建造物の撮影は人為的にライティングを施すのが難しいので、天候に左右される要素が大きく難しい。

だんだん気温が下がってきて、風が冷たいと言うよりもはや痛い領域。
目指す地点はもう少し。




関門橋を潜り抜けるとすぐ見えてくるのがこれ。

行き当たりばったりプラン第一目標である関門トンネル人道入口だ。
山口県の下関側からのルートの方が良く紹介されているが、こっち側から…と言うのもまぁ良いんじゃないのと言う事で。
長いように見せかけて、意外と距離の無い関門海峡をつなぐ海中トンネルである。

早速中に入る・・・前に振り返ってみると…

和布刈神社の鳥居と関門橋のコラボ。
天気さえよければなかなか良い風景だけに残念な感じである。

天候ばかりはどうにもならないので諦めて関門トンネルに入る。
先ほどの建物の方に行くと2基のエレベーターがあるので、どっちでもいいからとにかく降りる。
降りると休憩所と軽い資料室を兼ねた広場があり、その脇からすぐトンネルが伸びている。

ちなみにこの人道トンネルは約780m位しかないようで、イメージより意外と短い。
そしてもう一つ意外な事に…

あれ?これって2号線だったの?w

とりあえずずんどこ進んでみると、案外すぐに県境に到達した。


たいして感慨もなく、地元民が「ただのトンネル」と言い放つのも無理はないが、他県民からすると、そうは言っても意外と面白いと言うか物珍しいと言うか、なものでして。

人通りも少なかったので真ん中に立って写真を撮ってみたりだとか。
ちなみにこのトンネル、歩行者は無料ですが、バイク、自転車は有料(20円だったかな?)だそうで、基本的には歩いて渡らないといけないそう。

バイクや自転車に乗って行こうとすると館内放送で怒られるそうな。
良い子は絶対やっちゃだめだぞ。



さてトンネルを抜け、地上に上がるとそこは山口県下関市の御裳川。
なおここまで地名に振り仮名は振らなかったが、いい加減振っておけばよかったかなーとちょっと後悔。非常に読みづらい地名が多い。

今の所出てきた中で読みづらいと言えば、志賀島(しかのしま)、和布刈神社(めかりじんじゃ)、御裳川(みもすそがわ)と言った所か。実に今更である。

で、再び地上の話。
地上に上がってすぐの御裳川公園には2つの銅像がある。
源義経像と平知盛像だ。




なぜここに…?と言うと、この公園からは壇ノ浦古戦場跡を一望できるからである。
大河ドラマ「義経」の出演者達のサイン入り手形もあるようだ。(←伝聞形なのは…ごめんなさい、あんまり興味なかったので見なかった)

またこの地は幕末の攘夷戦で外国船を迎え撃った砲台跡もあり…
と、なんだか観光ガイド的な感じになってきたが、長州砲のレプリカがずらりと並んでいる。



こうやって見ると、対岸門司を狙っているようにも見えなくもないが、そこはそれ。

ちなみにこの長州砲のレプリカには竜の模様が刻まれている。
一基だけ低い位置に設置されているのでじっくり見る事が出来た。

ここへは下関駅から出ているサンデン交通のバスでも簡単に来れるようで、本数も5〜10分に1本と比較的多い。
新幹線からの乗り継ぎで下関までやってきて、関門トンネルを経て九州福岡入り…と言うのも定番ルートだろう。

御裳川公園でキャッキャうふふしてる間にも、数本のバスが通り過ぎて行った(笑)


この時、時刻は14時25分。
門司港駅には17時には戻りたい。

このまま関門トンネルを引き返しても良いのだが…

次回へつづく。

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